スーパープリンス中国王者・サンフレッチェ広島F.Cユースが地力の差を見せ2年ぶりとなるベスト8入り

カマタマーレ讃岐U-18 vs サンフレッチェ広島F.Cユース

 スーパープリンスリーグ中国王者が地力の差を見せ、2年ぶりとなるベスト8入りを決めた。

 12月26日、日本クラブユース選手権(U-18)大会の2回戦が群馬県のコーエィフットボールセンターで行われ、サンフレッチェ広島ユースはカマタマーレ讃岐U-18と対戦した。

 両チームは大会の序盤に対戦する可能性があったが、比較的近い距離にあった関係で開幕2週間前に練習試合を実施。そのため、互いの手の内は把握していた中でキックオフを迎えた。

 序盤から広島が試合の主導権を掴り、迫力のあるサイド攻撃から相手に揺さぶりをかける。伝統の3−4−2−1の布陣から両ウイングバックが高い位置を取り、前線の3人も流動的なポジショニングからゴールを狙った。前半21分にはキャプテン・MF竹内崇人(3年)の右CKからFW森夲空斗(2年)が決定機を迎え、ヘディングであわやというシュートを放つ。以降も相手のカウンターを警戒しながら前に出ると、30分に再びチャンスを得る。右サイドを打開したMF福﨑伶青(3年)がクロスを入れると、森夲が強烈なヘッドで先制点を奪った。

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