新潟工、新潟商を下し昨冬全国8強の帝京長岡への挑戦を獲得

 10月20日、第98回全国高校サッカー選手権新潟予選4回戦で新潟工新潟商の一戦が行われ、3-0で新潟工が勝利を収めた。

新潟工のスターティングメンバーはGKに若杉佳音、DFに2番加藤鴻夢、4番南保純也、5番吉塚隆也、MFは3番塩野優、7番横山大輝、8番山田柊弥、11番井上駿、15番高橋寿希、FWに6番嶽本海吏、10番渡邉大河。対する新潟商のスターティングメンバーはGKに谷本大空、DFに4番平野蒼依、5番古俣匠、12番広河怜央、MFに2番横山瑞生、15番赤塚新司、6番村松和波、7番清野大智、11番柳田元、FWに8番小沢日向、10番久住悠河。

前半開始から新潟工は6番嶽本海吏、新潟商業は10番久住悠河が仕掛け、フリーキックのチャンスを得るなど、激しくぶつかり合う。新潟工は右サイドは6番嶽本海吏が果敢に仕掛け、5番吉塚隆也が無尽蔵のスタミナでタイミングよくオーバーラップする。15番高橋寿希はアンカーの位置でキャプテンとして攻守にチームを支え、8番山田柊弥が中盤の高い位置で攻撃のタスクを拾う。前線には広範囲を動き回る7番横山大輝とギャップで引き出すタイプの10番渡邉大河が阿吽の呼吸でゴールを狙う。

新潟商は8番小沢日向が前線を精力的に動き、10番久住悠河はトップ下の位置で持ち前のテクニックを発揮し、11番柳田元はスピードを活かし左サイドを駆け上がる。後ろは4番平野蒼依、5番古俣匠が相手の攻撃を跳ね返し、7番清野大智は前線からプレスをかけボールを奪いに行く。

先にチャンスを得たのは新潟商。前半15分に7番清野大智が左サイドからのクロスをヘディングで叩くもゴールにはならず。対する新潟工は、前半17分10番渡邉大河の左サイドからのクロスに、7番横山大輝がニアサイドに飛び込み触るもゴールにならず。前半21分、新潟商8番小沢日向のインターセプトから10番久住悠河、11番柳田元と左サイドに展開し、チャンスを作るもゴールまでたどり着く事は出来ない。互いにチャンスを作りながらもゴールに結びつけることが出来ず前半は0-0のまま終了する。

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▽第98回全国高校サッカー選手権新潟予選
第98回全国高校サッカー選手権新潟予選