河南、FW藤林久徳が先制弾 3-0の完封勝ちで3回戦突破

 9月8日、第98回全国高校サッカー選手権大阪予選3回戦がJ-GREEN堺で行われ、河南が関西福祉科学を下し4回戦に進出した。

 前半は赤のユニフォームの河南ペース。9番FW芋縄翔希が前線で起点をつくり、6番FW藤林久徳がその周りを動き回りチャンスを作っていく。右サイドの8番小野魁晟も正確な技術で効果的なプレーを見せる。最初のチャンスは10分、河南9番FW芋縄翔希がロングボールに抜け出すもキーパーにセーブされる。その後も河南はクロスバーに当たる惜しい場面などチャンスを作っていく。対する白いユニフォームの関西福祉科学は押し込まれながらもラインを下げすぎず、1番GK加古原悠太も早い判断で飛び出すなど広範囲をカバーし河南の攻撃を耐える。しかし、前半終盤に試合が動く。30分、河南の6番FW藤林久徳がペナルティーエリア中央でボールを持つと、鋭い切り替えしでディフェンスを完全に外し冷静にゴールに流し込み先制点をゲット。関西福祉科学も34分に8番FW阪倉康生がディフェンスの裏に抜け出しチャンスを作るも、あと一歩のところでキーパーにセーブされ追いつくことが出来ず。前半は1-0で河南が1点リードで終了。

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