全国高校サッカー選手権東京予選のブロック決勝「高輪vs都立葛飾野」の一戦が駒沢第2グラウンドで行われた。高輪は3回戦で都立広尾に6-0と大差をつけての勝利。対する都立葛飾野都立足立に1-0で勝利し、ブロック決勝に駒を進めてきた。

 都大会を懸けた一戦で先制点を奪ったのは高輪。16分、ボールをキープしていたFW今井悠太郎がゴール前でDFと接触し、PKを獲得すると、これをDF山崎大貴がしっかりと決め先制点を奪取。

 一方、1点のリードを奪われた都立葛飾野は23分にこぼれ球に反応したMF佐藤皓平がシュートを放つもゴールならず。続く26分にはFKを直接狙うもゴールを決められない。

 都立高輪が先制点を守り、1-0で前半を終える。

 後半に入ると、高輪の猛攻が始まる。10分にはゴール前まで攻め込み、シュートを放つがGKに阻まれる。 そして、24分、前線にきたボールをFW佐々木健人がヘディングでDFの届かない所へ、そのままドリブルで持ち込み、GKを交わして2点目を演出。攻撃の手を緩めない高輪はCKからDF山崎大貴が決め、点差を広げる。その後、更に2点を追加した高輪が5-0とし、試合終了。

 一次予選を13得点無失点で終えた高輪は来月、選手権を懸けた二次トーナメントに臨む。

(文 新井恵)

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