インテンシティの高い見ごたえのあるゲームを久我山が制しV

 令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選2次トーナメント決勝のカードは準決勝で、駒澤大学高等学校を延長戦の末に制し、2大会連続出場を決めた國學院久我山と同じく準決勝で、古豪・帝京を破り、初の全国への切符を手にした大成が東京都No.1の座をかけて闘った。

ショートパス主体の國學院久我山と素早いカウンターで合いえてゴールに迫る大成。

まずは國學院久我山が5分に右サイドからのグランダーのクロスを左FW7番山下貴之がボレーで合わせるが、惜しくもクロスバーに阻まれる。更に6分、右FW10番戸塚隼人が切り込みPA内右寄りから逆サイドを狙ったシュートを放つ。ここは大成GK1番バーンズ・アントニがセーブ。12分にも相手のFKからを凌ぎ、カウンターで左サイドにボールを運ぶ。折り返しを8番大窟陽平がミドルで狙うがここもバーンズ・アントニがゴールを許さない。

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