前半終盤のゴールの勢いそのままに、後半キックオフから攻め込んだ関東一は後半1分、MF10番笠井佳祐が中央を持ち上がると最後はMF14番類家暁がシュートもボールは國學院久我山GK17番石渡克の正面。肝を冷やした國學院久我山だったが、徐々に疲れが見え始めた関東一の両サイドを突き攻勢に出る。同20分國學院久我山、左サイドFW7番山下貴之が中央を抜け出しシュートも関東一GK1番出口貴也がセーブ、こぼれ球をMF8番大窟陽平がシュートも再びGK1番出口貴也がセーブ、ゴールを割らせない。國學院久我山ベンチからもっとパスのテンポを上げろと檄が飛ぶなか、それを体現するかのような形でゲームは動く。同28分國學院久我山、左サイドFW7番山下貴之からMF14番田中琢人→DF11番山本献→MF6番福井寿俊→DF5番加納直樹→DF2番保野友裕→MF8番大窟陽平→DF4番河原大輔→FW10番戸坂隼人と3タッチ以下で素早くつなぎ右サイドを抜け出したFW10番戸坂隼人のマイナス気味のクロスにMF14番田中琢人がインサイドで抑えたシュートをゴール右に突き刺し同点、1-1とする。その後も押し込む國學院久我山は同34分、コーナーキックをDF2番保野友裕が高い打点からヘディングシュートもゴールラインにカバーへ入っていた関東一ディフェンスが間一髪クリア。このまま前後半80分では決着せず、試合は10分ハーフの延長戦へ突入。

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