後半、国士舘は15番堀内陽生、19番竹内謙太を投入し挽回を図る。同2分、国士舘5番波田が右サイドを突破からクロス、10番川田がこれに合わせ、シュートを放つもバーの上に外れる。同5分、国士舘15番堀内のポストプレーから、9番中島がゴール前でチャンスを迎えるも、これはDFに阻止される。同9分、国士舘9番中島から左サイドにいる7番坂本にスルーパス。これを坂本がゴールに流し込むも、これはオフサイドの判定。立て続けに攻める国士舘だが、中々決め切る事が出来ない。

 同11分、都立東久留米総合11番佐藤が左サイドからクロスを上げる。12番松山がこれに合わせるも、ボールは僅かゴールの外。同14分、東久留米総合8番山中が右サイドから強烈なシュートでゴールを揺らすも、これもオフサイドの判定。両者攻撃の手を緩める事なく、展開は激化していく。後半ロスタイム1分、国士舘20番加藤隼吾が独力で突破し、シュートを放つもバーの上。同3分、国士舘4番岩田蓮太がゴール前混戦からヘディングを放つも枠を捉えきれない。国士舘は後半出場の選手達の勢いもあり、最後の最後まで相手ゴールに向かい続けるも、無情にも試合終了のホイッスル。最終的には、チームと個人のバランスを保った都立東久留米総合が1-0で勝利を収めた。

(文・写真 石津大輝)