リスタート直後に2ゴール!1年生FW小川「もっとドリブルを増やしたい」 

 2回戦の草加戦では初戦の固さもあり開始3分で先制点を喫した越谷西だが、この日は落ち着いて試合に入ると前半15分にMF山崎克のクロスから1年生FW福島聖太が決めて先制した。

その後もペースを握りながら、左右にピッチの幅を大きく使った攻撃で相手陣地に押し込んだ越谷西は前半39分、山崎のコーナーキックに対して、その前にもポスト強襲のボレーを放っていたMF鈴木駿が、再びニアサイドに入って左足をコンパクトに振り抜き、今度はネットを揺らした。

一方、越谷北は攻守に運動量高く走るMF梅賀集介を中心に奪ってはシンプルに、縦に速い攻撃を狙うが、敵陣でなかなかトップの三宅功希にボールが入らず。前半の決定機は立ち上がりにコーナーキックから梅賀がヒールキックで合わせてニアポストをかすめた一本に終わった。

越谷西は後半1分にFW小川幸四郎が相手ディフェンスの背後からボールをかっさらって勝負を決定づける3点目。さらに小川はその1分後に今度はDF中山勇太からのフィードに走り込むと、飛び出してきたキーパーを冷静にボールを浮かせて交わし、無人のゴールに流し込んだ。

後半9分には福島とのワンツーで抜け出したMF横村颯斗がダメ押しとなる5点目を奪取。その後も選手を入れ替えながら最後まで集中力を切らさずに戦った越谷西が5ー0で快勝した。

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