仕掛けの意識が増した後半は一挙4得点。2戦連続弾の大塚は「サイドからのテンポだったり、ワンツーだったり、縦につけてのテンポの速さは自分たちの武器。それを成徳戦でも出していければ良い結果に繋がると思います」と、そこの発揮こそが成徳深谷撃破の鍵だと語った。

読まれることは想定済み。そこを上回る圧倒的なストロングで2冠覇者・成徳深谷を討つ。

前日途中出場から先制点を叩き出した深代が、今度はオーバーヘッド弾で応援席を沸かせた。

2ー0で迎えた後半6分、浦上の右クロスに「ボールがちょっと後ろだったのでもうやるしかないと。とりあえず当てることだけを考えました」。9月の後期リーグ戦・武南戦でも途中出場からオーバーヘッドで決めていたという背番号7は下がりながら落下点に入ると、思い切りよく踏み切って右足でジャストミート。直後鋭いシュートが逆サイドネットに突き刺さった。

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