山梨学院の守護神GK市川隼が3本のキックをストップ 決勝へ

 平成30年度全国サッカーインターハイは8月12日に準決勝を実施。四日市市中央緑地陸上競技場で山梨学院高等学校東山の一戦は、PK戦を制した山梨学院高等学校が勝利した。

山梨学院高等学校は「2年生に全国大会の準決勝を経験させたかった」(安部一雄監督)との理由で、準々決勝からFW宮崎純真ら4選手を入れ替えて、この日の試合に挑んだ。フレッシュな選手が見せる前からのプレスを掻い潜り、先手を取りたい東山だったが、前半7分にはロングボールの処理ミスからオウンゴールを許してしまう。ここからは山梨学院に試合の流れが傾き、13分にはMF米野智大のサイドチェンジからMF萱沼亘汰がシュート。前半24分には左クロスから米野が放ったヘディングシュートのこぼれを萱沼が遠目から狙ったが、GK荒木光汰が足でセーブした。

【次のページ】 苦しい時間帯を過ごした東山も反撃に出て