試合終盤の2ゴールで東山が勝利

 平成30年度全国サッカーインターハイは8月9日に8月11日に準々決勝を実施。四日市市中央緑地陸上競技場で行われた東山三浦学苑の一戦は、試合終盤の2ゴールで東山が勝利した。

ベスト4進出がかかった一戦とあり、序盤は互いに慎重なスタートを切ったが、時間の経過と共に「相手はFW2枚が上手い。そこで繋いで獲られたら危ないので、割り切ってセカンドボールを拾えば、チャンスも作れると話をしていた」(MF宇賀神拓世)東山がロングボールで相手を押し込み、試合を優勢に進めて行く。前半30分には中央でこぼれ球を拾ったFW久乗聖亜がゴール前にスルーパスを入れ、抜け出したMF中山翔が決定的なシュートを放ったがGK浅岡流星がビッグセーブを披露。35分にも高い位置でボールを奪い返した久乗が左足ミドルでゴールを狙ったが、再び浅岡の攻守に阻まれた。

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