エースが目を覚ました桐光学園が8強入り

 平成30年度全国サッカーインターハイは8月9日に3回戦を実施。三重交通Gスポーツの杜 鈴鹿で行われた桐光学園明秀日立の一戦は、DF内田拓寿の先制点を皮切りに3点を奪った桐光学園が勝利した。

 結果だけ見れば快勝だが、桐光学園の鈴木勝大監督が「個々の身体能力が高くて、非常に素晴らしいチーム」と相手を評したように楽な試合展開ではなかった。序盤は桐光学園が勢いよく相手を攻め込み、前半12分には右サイドでFKを獲得。MF国谷敦史が中央に入れたボールをDF望月駿介が頭で合わせると後ろに下がった相手DFのクリアミスを誘発した。ゴール前にこぼれたボールにいち早く反応したのは内田。落下点に素早く入ると、左足ボレーで叩き込み、桐光学園が先制した。

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