少ないチャンスを物にした昌平が16強 青森山田は2回戦敗退

 平成30年度全国サッカーインターハイは8月8日に2回戦を実施。上野運動公園競技場で行われた昌平と青森山田の一戦は、昌平が4-2で勝利し、ベスト16入りを果たした。

「『今日はやるしかない』としか言っていない。変な負け方をするなら、やり切れよと言いました」と藤島崇之監督が明かしたように、持ち味を存分に発揮した昌平が見事な逆転勝ちをおさめた。とは言え、決して楽な試合展開ではない。序盤からMF渋谷航平を中心に2列目が積極的に仕掛けつつ、3列目から見せるMF原田虹輝のドリブルも攻撃にアクセントを加えて、青森山田のゴールに迫ったが、ゴールネットが揺らせない。すると、前半11分にはCKをアビスパ福岡内定のDF三國ケネディエブスにヘディングで決められ先制点を献上。14分にはクリアミスからMF武田英寿にミドルシュートを決められた。

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