PK戦を制したのは関東一!東京朝高はあと一歩のところで涙

 6月17日、平成30年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選2次トーナメント準決勝で、関東一東京朝鮮中高級学校をPK戦の末に下し全国総体出場を決めた。

 8分にホン・リジンのPKで先制した東京朝鮮中高級学校。しかし、28分に関東一はこちらも古宇田旭がPKを決め試合を振り出しに戻す。その後1点ずつを取り合い2-2で前半が終了する。

 2-2の均衡が破れたのは71分。横山慎也が右足で決め、関東一が勝ち越しに成功する。このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム。粘る東京朝鮮中高級学校はラストワンプレーでアン・ジュノが決め同点に追いつき、延長戦に持ち込む。全国をかけた一戦は延長前後半でも決着はつかず、勝負の行方はPK戦に委ねられる。結局このPK戦を関東一が5-4で制し4年連続5回目となる全国総体出場を決めた。一方、最後まで闘志を見せ、あと一歩のところまで初の全国総体に近づいた東京朝鮮中高級学校は無念の準決勝敗退となった。

(写真 園内俊昭)