0-2から青森山田が見事な逆転勝ち!大社は涙・・・

 12月31日、第94回全国高校サッカー選手権1回戦「青森山田(青森)vs大社(島根)」がニッパツ三ツ沢球技場で開催された。19年連続で大会出場を果たした強豪・青森山田と4年ぶりの選手権出場となった大社との一戦。

 両者譲らず、0-0で迎えた32分に試合が動く。大社はDF園山栄樹がゴール前にクロスを挙げ、ファーサイドのFW桑垣誓広が頭で合わせる。これがDFにあたるもこぼれ球を桑垣が流し込み先制点を奪取。先制点を奪い勢いに乗る大社は続く37分、再び桑原がゴールネットを揺らしリードを2点に広げる。

 一方、2点のビハインドとなった青森山田は前半終了間際に2015年の1月に東京ヴェルディユースから転籍し、2016年シーズンより湘南ベルマーレへの加入が内定しているMF神谷優太の追撃弾で1点を返し、1-2で前半を折り返す。

 同点ゴールを目指す青森山田は56分、2年生MF高橋壱晟のPAエリア外からのミドル弾で試合を振り出しに戻すと、後半ATにはロングスローのこぼれ球を再び高橋が蹴りこみ逆転に成功。試合はこの高橋のゴールが決勝弾となり、青森山田が逆転勝利で初戦突破を決めた。

 2大会ぶりに初戦を突破した青森山田は来年1月2日の2回戦では1回戦で滋賀の野洲に7-1の大勝で初戦を突破した宮城の聖和学園と対戦する。

(文・編集部)