後半に入り、昌平が遠目からでも積極的にシュートへチャレンジするようになると徐々にゴールの臭いがしだす。後半15分、昌平はディフェンスラインの裏に上手く抜け出た10番FW森田翔へ7番MF古川勇輝がチップキックでスルーパス、それを振り向きざまに10番FW森田翔が右足で決めて1-1、同点とする。

 1トップから2トップへ変更し更に攻勢に出る昌平は同25分、8番MF原田虹輝・18番FW大竹琉生と繋いで最後は裏に上手く抜け出た8番MF原田虹輝が滑り込みながら決めて2-1と逆転に成功。1点のビハインドとなった神戸弘陵は終了間際の同35分にビッグチャンス。スルーパスに抜け出た10番MF山瀬翔輝が1対1のシュートシーンも昌平1番GK牧之瀬皓太の横っ飛びセーブに阻まれゴールならず。このまま試合は終了し、昌平が勝利を収めた。

 

(文・写真 甲斐雅人)