10月4日、HBO東京対CERVEZA FC 東京の試合が清瀬内山グラウンドにて19:00に開始された。両者残留は確定している者同士であるが、今後開催される東京カップ戦、来季に向けて一つでも順位を上げて弾みをつけたいところ。HBO東京は東京都1部リーグで得点を取り続けてきた佐々木竜太が不在。4-2-3-1の布陣で普段CBの佐藤宏をボランチに上げ、かつてU-19代表で活躍した山崎直之はトップ下と攻撃的なポジションでプレーする。ポジションはDFライン左から米窪、柳舘、村中、丸、ボランチに佐藤、向井、2列目に左から畑中、山崎、井田、ワントップに千葉の布陣で挑む。

 小雨が降っていたため、多少ボールが滑るピッチコンディションの中、試合の入り方は両者探りながらといった感じであった。開始からお互いリスクを背負わない状態での攻め合いを続けていた。

 開始から20分、やっとHBO東京にチャンスが訪れる。中盤でボールを受けたMF21番向井が遠目からシュートを放つもこれは右に外れる。逆に25分、CERVEZA MF8番中田からボールを受けたFW37番我妻がシュートを放ちこれがゴールとなり先制点を許してしまう。追いかける状況のHBO東京は前半27分、MF22番佐藤宏から出た絶妙なパスに反応した瞬足FW9番畑中が絶妙なクロス。これに中で合わせたFW11番千葉がしっかりとゴールを決め1-1の同点とする。

 前半37分、CERVEZA・MF24番前田が左サイドからゴール右に強烈なシュートを放つとこれが決まり、HBOは再び1点のリードを許す。前半の内になんとしても追いつきたいHBOは前半42分に絶好のチャンスを向かえる。MF21番向井からボールを受けたFW11番千葉がキーパーと1対1を迎える。しかしこれは相手GKに阻まれてしまう。

 ここで前半終了のホイッスル。シュート数では上回っているHBO東京であるが、中々ゴールに結びつける事が出来ない。

 後半も同じ布陣でスタートしたHBO、後半開始から攻撃をしかける。後半3分、FW畑中からボールを受けたFW11番千葉がシュートを放つもゴール左に外れてしまう。逆に後半15分、ピンチを迎えてしまう。MF7番のアシストでFW20番上村にゴールを許し、2点のビハインドに。攻めるしかなくなったHBO東京、後半18分FW9番畑中からのボールを受けたのはMF7番石野、これはシュートを放つもゴールにはならず。しかし、HBOは迎えた後半28分、MF7番石野とのワンツーに抜け出したMF44番山崎がゴール前で冷静に相手を交わしシュートを放つと、これが鮮やかに決まり2-3と追い上げる。

 押せ押せムードのHBOは後半36分、MF21番佐藤が絶好の位置でFKを得る。フリーキックのキッカーはFW9番畑中。この畑中が放ったシュートは鋭い放物線を描き、ゴールに吸い込まれる。見事なフリーキックで遂に同点に追いつく。後半45分、またしても絶好の位置でフリーキックを得たHBO、キッカーはMF7番石野が務める。石野の放ったフリーキックは鋭い軌道で良いコースに行くもGKがしっかりセーブする。

 ここで試合終了のホイッスル。最後まで逆転を試みたHBOであったが勝ち切ることは出来ず。途中出場の石野と山崎の元JFLコンビが前線で引っ張っていたが、最終的に勝ち切ることが出来ない。最終的な順位を11位で終える。次回、東京カップ戦は10月11日16時40分から三芳グラウンドにて東京都1部のVFC相手に開催される。

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