2015シーズンの開幕が待ち遠しい「高円宮杯U-18サッカーリーグプリンスリーグ」。迎える今シーズンはどんな熱い戦いが繰り広げられるのか。高校サッカードットコムでは全10ブロックを展望する。

【東北・2015年シーズン参加全10チーム】
ベガルタ仙台ユース(昨年度1位)、尚志(2位)、青森山田セカンド(3位)、聖和学園(4位)、仙台育英(5位)、モンテデオ山形ユース(6位)、盛岡商(7位)

※昇格組学法石川(福島1位)、遠野(岩手1位)、塩釜FC(宮城1位)

 王者防衛へ臨むはべガルダ仙台ユース。開幕から好調を維持し最高のスタートをきった昨シーズンは16勝1敗1分け、勝ち点49を積み上げる圧巻の強さで連覇。来たる今シーズンは3連覇達成、そして“三度目の正直”となる初のプレミアリーグ昇格に照準を定める。

 そのべガルダ仙台ユースと共に開幕から怒涛の6連勝を飾り首位で前半戦を折り返すなど、快進撃を見せた尚志も初優勝を狙える実力は申し分ない。リーグ最多得点、最少失点をマークし、攻守に安定した戦いを披露した昨シーズンの姿を継続したい。

 さらには過去8連覇の偉業を成し遂げ、プレミアリーグEASTに主戦場を移した青森山田のセカンドチームや2011年優勝の聖和学園をはじめ、昇格組に目を移せば、昨年度選手権福島県大会準優勝の学法石川、24回の選手権出場を誇る岩手の名門、遠野らにもチャンスは十分。有力チームがひしめき合う東北ブロックの頂上決戦は最後まで目が離せなくなりそうだ。 

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