10日、舞台は埼玉スタジアム2002。ファイナルを賭けた準決勝第1試合に監督不在という逆風を力に変え、3年連続での4強入りを果たした星稜と怒涛の快進撃で初の4強を手繰り寄せた日大藤沢が準決勝の第1試合に登場。

 準決勝を制したのは、昨年惜しくも日本一を逃した星稜

 前半立ち上がりから、星稜がゲームをコントロールすると、22分にオウンゴールで先制。

 更に35分、左サイド森山泰希 からの折り返しを杉原 啓太が足を出し、ボールをニアサイドに蹴り込み、星稜が追加点。 そして、前半終了間際にはPKを得ると、これを大田賢生が冷静に決め、3対0でハーフタイムへ。

 後半に入り、日大藤沢はチャンスを作るもゴールを割れない。結局、試合はこのまま3対0で星稜日大藤沢を破り決勝進出へ。

 初のベスト4進出となった日大藤沢であったが、準々決勝までにみられた攻撃力は影を潜め、惜しくも決勝進出ならず。

 ファイナル進出が決まった星稜は、12日に同じく埼玉スタジアム2002で、流通経済大柏対前橋育英の勝者と激突する。

準決勝第1試合
星稜(石川) 3-0 日大藤沢(神奈川) 

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