東山の福重良一監督(写真=矢島公彦)

 第101回全国高校サッカー選手権の決勝で岡山学芸館(岡山)に1-3で敗れて惜しくも準優勝となった東山(京都)だったが、その戦いは堂々たるものだった。

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 福重良一監督は「後半頭から2点目を取りに急ぎ、ボールロストが増えてしまった。そこを落ち着かせればよかった。負けたことに関しては、私の責任」と振り返った一方で、「選手は日本一を目指して1試合1試合全力で戦ってくれましたし、今日も自分たちの力を出そうとしてくれた。労いの言葉をかけたいと思います」と選手の奮闘を称えた。

 そんな福重監督は会見で涙ながらに、コロナ禍の煽りを受けた今年度の選手について語ってもいる。

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▽第101回全国高校サッカー選手権
第101回全国高校サッカー選手権