劇的決勝弾でチームを勝利に導いたMF根本鼓太郎(写真=徳原隆元)

 SBSカップ国際ユースサッカー2022の第1戦で、U-18日本代表はU-18ウルグアイ代表に1-0で勝利を収め、白星発進を決めた。この試合で劇的決勝弾を決めたのが、唯一大学生で招集されたMF根本鼓太郎(桐蔭横浜大)だった。

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 0-0で迎えた80+2分、右サイドを突破したMF阪田澪哉(東山)からのクロスにダイレクトで合わせた右足のシュートをゴールに見事に流し込んだ。それまで何度もチャンスを作りながら得点を奪えなかったチームにもたらした値千金の決勝ゴールだった。

 試合後には「気持ちよかったです」と破顔。「自分のチーム(桐蔭横浜大)でもよくあるシーンだったので、FWの選手がニアで潰れてくれて、マイナスが空いていたので、絶対に来ると信じていました。まずはふかさないように抑えて蹴ることを意識して、あとは当てるだけでした」とゴールシーンを振り返った。

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▽SBSカップ国際ユースサッカー2022
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