得点王を表彰されるFW鈴木章斗とMF永長鷹虎

 高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関西は12月4日に最終節が行われ全日程が終了。得点王は12ゴールで並んだ阪南大高FW鈴木章斗興國MF永長鷹虎の2人となった。

 FW鈴木は得点王獲得の感想を「単独がよかったんですけど、結果が出たのは良かったです」と最終節は欠場となり永長に並ばれたことに悔しさもみせたが、12ゴールという数字には「2桁を目指していたので、そこにいけたのは嬉しいです」とコメントした。

 MF永長は「今大会は結構大事な場面で自分では得点できたと思うので、そこは良かったと思うんですけど、逆に取れなかった試合もあるので、そこは毎試合得点出来るようにならないとこの先活躍出来ないと思うので、そこは練習でもっと突き詰めていきたいです」と喜びと同時にさらなる成長を自らに課した。ベストゴールには「阪南戦のFKです」と第7節、阪南大高戦での試合終盤に決めた直接FKをあげた。

 「(シーズン開幕前は)正直得点王は狙ってなかったんですけど、チームの勝利を目指していたら結果もついてきたので素直にうれしいです」と話し、「今回は右サイドだけじゃなくて、トップ下だったり中盤で出ることが多かったので、中盤で出て得点できたことは良かったです。いろんなところで出ても得点できる選手になりたかったので、そこは良かったです」と各ポジションで結果を残したことに手応え掴んだとコメントした。

【プリンスリーグ2021関西 得点ランキング】
1位:12得点
永長鷹虎(興國)
鈴木章斗(阪南大高)
3位:9得点
廣野大河(履正社)
4位:8得点
石川己純(阪南大高)
5位:7得点
島田賢斗(大阪産大附)
6位:6得点
宮路峻輔(履正社)
7位:5得点
長野壮(三田学園)
藤嶋凌久(東海大仰星)
竹腰智也(履正社)
高垣佑椰(大阪桐蔭)
11位:4得点
木原励(京都橘)
沖秀大(東海大仰星)
三政響希(大阪産大附)

 (文・写真=会田健司)

▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2021 関西
高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2021 関西