桐生第一FW26吉田遥汰

 11月20日、高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関東の第16節、昌平(埼玉)対桐生第一(群馬)の一戦が行われた。試合は序盤から一進一退の攻防を繰り広げるも、後半に1点を奪った桐生第一が昌平の反撃を振り切り、1-0で勝利。勝点3を上積みした。

 決勝のゴールを奪った桐生第一FW26吉田遥汰(3年)はゲーム後、「今日は相手(昌平)ともマッチしていた部分もあって、自分たちのパフォーマンスが良かった。はなかなかシュートが決まらなかった部分は反省しないといけない」と話しつつ、「ただ、ゴールを奪えたことは良かった」とコメント。

 試合前から「動き出しの部分や裏に抜ける動き」を意識していたといい、自身のゴールシーンについては「浅田(=MF30浅田陽太)がボールを持った時に、打つモーションだとしてもパスを要求し続けるようにしている。浅田を信じて、そこでパスをもらって(ゴールへ)流し込めたので良かった」と振り返った。

 リーグ戦について聞くと「プレミア参入戦を狙うには、今日の試合で勝点3を上乗せできたことは今後に向けて良かった。ただこれからも貪欲に勝ち続けなければならない。個人としてもゴールの意識を絶対に忘れることなく得点を狙い続けていきたい」と気を引き締めた。

 3日後に控えた前橋育英との決勝戦への意気込みを問うと「リーグ戦とは切り替えて。まったく違う世界。自分が点を奪って絶対に勝ちます」と前を見据え力強く語った。

▽高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関東
高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関東