きょう7月22日、東京五輪サッカー男子U-24日本代表の初戦、対南アフリカ戦が行われるが、各選手の試合前のJFA公式サイトからコメントが発表された。

GK12谷晃生(湘南ベルマーレ)
 いよいよ始まるなという気持ちが大きいです。ここまで試合を積み重ねるごとに、ディフェンスとの関係やチームとしての戦い方を理解しながら、いい形で積み重ねができています。僕自身、GKとして大事にしているのは、普通であったらビッグセーブに見えるようなボールを、なにげなく取ること。そういったところで、チームに安心感や安定感をもたらせるようにしたいと思います。

MF7久保建英(レアル・マドリードCF/スペイン)
 大事なのは、自分たちがいまできることを最大限出すことです。(強化試合で)負けずに本番に臨めるのは、いい流れで来ていると思います。東京でオリンピックがあるから出たいと思って、今のメンバーに入ることができて、参加しています。全選手が100%の状態で準備をしていると思いますし、自分自身も昨日の練習でもギアが上がっているなと感じました。初戦に照準を合わせることができています。

MF17田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)
 楽しみです。毎日毎日、やれることはやってきたと思うので、あとはピッチで自分を表現できればと思います。代表活動、またクラブでも、色々な強いチームと対戦して、いろんな経験をさせてもらったことに感謝していますし、そのおかげで今があると思います。(南アフリカは)身体能力が高いですし、一人一人のリーチが長く、スピードもある。技術もしっかりしていて、強いチームだと思います。リスク管理を含めてしっかりやりたいです。攻撃も守備も武器を持って、それを相手に示すことが大事だと思っています。

FW18上田綺世(鹿島アントラーズ)
 (ここまで)長かったなというのはありますし、自分のパフォーマンスが安定しない時期もあったので、こうしてメンバーとして本戦を迎えられること、オリンピックで戦えることはすごく嬉しいです。オリンピックの延期やポジション争い、自分自身の環境変化があるなかで、ステップアップのためにどう違いを出していくか、どう引き出しを増やすかを常に考えてきました。大会初戦は絶対に難しい試合になるし、簡単な試合には間違いなくならない。そのなかで、ひとつポンと点を取れる選手が必要で、その一点がチーム全体の気持ちを軽くできますし、それをFWが担っていると思います。どういう形かわからないですが、チーム全体でじっくりと耐えながら(状態を)上げていけたらと思います。

▽2021年度 第32回オリンピック競技大会(男子)
2021年度 第32回オリンピック競技大会(男子)