12月24日、日本サッカー協会(JFA)は31日に開幕する第99回全国高等学校サッカー選手権大会において、準決勝および決勝のチケット一般販売を中止とすることを発表した。

 31日に開幕する同大会は当初、1回戦から準々決勝まではチケット販売を行わないこと(保護者等の学校関係者のみ観戦可)とした一方で、2021年1月9日、11日に開催する準決勝・決勝のみ一般へのチケット販売を行う予定だった。しかし、大規模イベントの開催を1月11日まで自粛する方針が政府より各自治体に通達されたことを受け、日本サッカー協会と全国高等学校体育連盟および民間放送43社の主催3者で協議を重ねた結果、チケット販売を中止することを決定したという。

 JFAは公式サイト上で「政府のイベント制限は東京都を対象としたものですが、準決勝・決勝の競技(試合)を開催することを第一とし、保護者・学校関係者等のみ試合観戦可能としました。選手・関係者はそれぞれ体調管理に努め、新型コロナウイルス感染予防対策を十分に行った上で大会を開催します」と発表している。

▽第99回全国高校サッカー選手権
第99回全国高校サッカー選手権