7月17日、令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)山梨予選を制し、夏の全国大会に出場する韮崎高校のグランドにある全国大会出場記録ボードの数字が29から30に張り替えられた。

 全国大会出場記録ボードは、元々は得点板で、平成27年度卒業生からの寄贈品だ。ボードの数字を張り替えた韮崎(山梨)のキャプテンの雨宮修真は「入学してからこの数字を変えることがなかったので、本当に新鮮な気持ちでしたし、30回目の出場という歴史的なことを自分たちが成し遂げられた事を本当に誇らしく思います」と胸を張った。また、元日本代表の中田英寿氏と同級生で同校を率いる今村優貴監督は「本来ならば学校の外に向けてアピールする内容かもしれませんが、選手に向けて出すことにより、選手自身に何かを感じ取って欲しいです」と語った。

 準決勝では昨年度の夏の全国王者・山梨学院高等学校(山梨)、決勝では第97回全国高校サッカー選手権大会8強の日本航空を連破し、令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)山梨予選覇者となった公立高校の韮崎。7月26日に開幕する全国大会では初戦となる2回戦で大分(大分)対近江(滋賀)の勝者と対戦する。6年ぶりの夏の全国で韮崎旋風を巻き起こせるか。

▽令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)山梨予選
令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)山梨予選日程