6月3日、令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)の各地の予選が行われ、青森山田星稜聖和学園などが全国大会出場を決めた。
 高校年代最高峰のリーグ、高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2019 EAST所属で第97回全国高校サッカー選手権大会優勝校の青森山田は2年連続県予選準優勝の野辺地西をU-16日本代表MF松木玖生の先制ゴールなどにより2-0で退け5戦51得点無失点で20連覇を達成した。
 石川決勝では高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2019 北信越所属で大会8連覇を目指す星稜が延長後半1分のDF川口優大のヘディングシュートで逆転に成功すると、そのまま逃げ切り2-1で金沢学院を下し8年連続27回目となる全国大会出場を決めた。高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2019 東北所属で大会連覇を目指す盛岡商前回大会準優勝の専大北上が岩手決勝で激突。前半の1点を守り切った専大北上が1-0で盛岡商を下し初優勝を果たした。
 宮城準決勝で高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2019 東北所属で総体予選3連覇中の仙台育英を下した平成30年度宮城新人戦(新人選手権大会)準優勝の聖和学園は局田真伸の2発により2-0で仙台三を退け全国切符を獲得。高円宮杯U-18サッカーリーグ2019 プリンスリーグ四国所属で大会5連覇中の徳島市立徳島北が徳島決勝で激突。試合は後半に1点を勝ち越した徳島市立が3-2で勝利し6年連続18回目の優勝を決めた。
 その他、秋田決勝は高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2019 東北所属の秋田商が延長戦の末に新屋を2-1で下し2年ぶり34回目の優勝。大分決勝では後半に追いつき、延長戦に持ち込んだ第97回全国高校サッカー選手権大分予選優勝校で前回大会覇者の大分は延長前半にDF竹谷悠が決勝点を挙げ、昨年度の選手権予選準優勝校で2年ぶりの全国を目指す柳ヶ浦を2-1で撃破し全国切符を手にしている。なお、今年度から出場校は埼玉県、千葉県、愛知県の出場枠が2から1に減枠され、全52校(北海道、東京都、神奈川県及び大阪府、開催県の沖縄県から2校)となる。各都道府県の代表校の決定日および代表校は以下の通り。

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▽令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)予選
令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)