新加入14選手中13選手が参加した愛媛FC新体制発表会見

 

 また新加入選手たちも「J2復帰・J3優勝」を大前提に各々が意気込みを述べる中、かつて湘南ベルマーレで走るサッカーの中心人物となり、今季・J2大宮アルディージャから完全移籍したMF18菊地俊介は「31歳でもまだまだ成長できると思っている。ボランチ・中盤・FWのどこでもレベルの高いプレーができるので、そこを見てほしい」と真っすぐに話せば、J2・ベガルタ仙台から完全移籍した DF23平岡康裕は「僕の持っている経験値をチームに還元したい」と今季プロ19シーズン目を迎える36歳らしい落ち着いた口調で語った。

 また、J2・水戸ホーリーホックから完全移籍したMF7曽根田譲は「僕が子どもの時から(愛媛FCユース(現:愛媛FC・U-18)出身」愛媛FCはJ2でプレーしていたので、そこに戻したい気持ちが強い」と並々ならぬ想いを語り、昨シーズン2種登録ながらJ3・3得点の実績を手に愛媛FC・U-18から昇格したFW48行友翔哉(U-17日本代表)は「今シーズンは二桁取ります!」とゴールラッシュを宣言している。 

今季からジョガボーラが新サプライヤーとなった愛媛FC

 そして第3部では今シーズンより「ジョガボーラ(JOGARBOLA)」が新サプライヤーとなったユニフォームを身にまとい、FW10松田力、DF3森脇良太、GK1徳重健太、GK36辻周吾の4名が登場。フィールドプランニングファーストユニフォームを着用した松田は「着心地がいいので、このユニフォームで二けた取ってJ2昇格したい」、フィールドプレーヤーセカンドユニフォームを着用した森脇は「着ていても軽い感じで俊敏性が増すイメージがあるし、身体にフィットする」と機能性の高さを高評価。

 一方、GKファーストユニフォームを着用した徳重は「デザインもおしゃれだし、伸縮性もあって軽さもあるのでゴール前でいい動きができる」、GKセカンドユニフォームを着用した辻も「GKらしい蛍光色のユニフォームでカッコイイ」とJ2復帰の戦闘服に対するワクワク感があふれていた。

 なお、愛媛FCは1月11日(水)から今シーズンのトレーニングを開始し、3月4日(土)ないし5日(日)にホーム・ニンジニアスタジアムでいわてグルージャ盛岡を迎える開幕戦への準備に入る。    

(文・写真=寺下友徳)