山梨学院高等学校FW茂木秀人イファイン

 前回の第99回全国高等学校サッカー選手権大会で2度目の制覇を果たした山梨学院高等学校。連覇を狙うべく、記念すべき100回大会にも山梨県代表として出場する。そんな強豪チームの攻撃の柱として期待されているのがFWの茂木秀人イファイン。得点を奪うことができず悔しい思いをした前回大会のリベンジに燃える100回大会への思いなどについて話を聞いた。

ーー高校入学前の所属チームとポジションを教えてください

 FC東京U-15深川でFWをやっていました。

ーー山梨学院を選んだ理由を教えてください

 去年の選手権優勝メンバーだった先輩のGK熊倉匠選手とFW笹沼航紀選手とはFC東京U-15深川でも一緒で、2人から誘われたこともあって山梨学院に決めました。

ーー自分自身のストロングポイントはどういうところだと思っていますか?

 ストロングポイントはフィジカルの強さとスピードを活かしたプレーだと思っています。

ーー逆に現時点での課題はどんなところでしょうか?

 ウィークポイントだと感じているのは足元の技術です。

ーー今までサッカーをやってきた中で、サッカーから学んだことはどんなことでしょうか?

 仲間の大切さというのを学びました。去年、今年と自分は選手権のメンバーに選んでいただけているんですけれども、当然メンバーに選ばれなかった選手たちもいて。選ばれなくて涙を流している選手もいたので、今年はそういったチームメイトの思いも強く、選手権に賭ける気持ちも大きいです。FWとして点を取らなければいけない責任感も感じていますし、チームのために戦わなければいけないという思いがあります。

ーー前回の選手権を見ていて「もっと強引にいってもいいのにな」などと感じることがありましたが、今年はそういう面での成長を感じていますが?

 夏休みに2週間ほどポルトガルへ行ったんですけれども、そこで向こうのFWの選手から、FWとしてのエゴを出すことの大切さを学びました。そこが自分自身の成長、変わるきっかけになったのかなと感じています。

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