後藤駿介選手(右)、岡晃弘選手(左)

 多摩大学フットサル部は2012年4月、多摩大学のシンボルとして設立された。監督にはフットサル日本代表にも選ばれた経験のある、福角有紘氏を招き、現在もなお指揮を執っている。昨年全国3位という輝かしい実績を持つが、彼らの目標はあくまでも日本一。今回は、そんな多摩大学フットサル部の選手たちにお話を伺った。

――自己紹介お願いします。
後藤:3年の後藤駿介です。ポジションはゴレイロ(GK)やっています。群馬県の沼田高校から来ました。
岡:3年の岡晃弘です。ポジションはフィクソ(DF)とアラ(MF)をやっています。高校は神奈川県の武相高校です。
森元:1年の森元仁太です。ポジションはアラをやっています。出身校は宮城県の聖和学園高校です。
石田:1年の石田健太郎です。ポジションはアラをやっています。新潟県の帝京長岡高校から来ました。

――練習は二部でやっているんですか?
後藤:月・木が二部練でやっています。二部練の日は朝フィジカル練習をやって、午後はボールトレーニングをやっています。それ以外は7時から始まる朝練がメインで、水曜はオフです。

――練習メニューはどんな感じですか。
後藤:練習メニューは、試合を簡単にするために複雑なトレーニングをやって、できるだけ試合はシンプルに集中できるようにしています。あとはフットサルの基本ですね。結構サッカー上がりの人が多いので、まずはフットサルを覚えるっていうトレーニングをメインに今はやっています。

――サッカーという選択肢もあったと思うのですが、フットサルを選んだ理由を教えてください。
後藤:自分は元々フットサルをやっていて、中学はフットサルがなかったので地元のサッカー部に入ってました。高校にはフットサル部がなかったので、社会人リーグに所属してフットサルをやっていました。
岡:自分も小学校の頃フットサルをやってみて、サッカーよりも向いているかなと思って高校の部活でフットサルをやっていました。
森元:自分はサッカー部出身なのですが高校2年生の時、第一回全日本ユース(U-18)フットサル大会で優勝して高校日本一になることができたんです。そこでフットサルを本気でやってみたいなと思うようになり多摩大学を選びました。
石田:自分は新潟県でサッカーを高校までやっていたのですが、冬の時期はフットサルをやっていたんです。そこでフットサルの楽しさを知って、大学で本格的にやってみようかなと思ったんです。

――プレーしていて、サッカーとフットサルの違いって何ですか?
岡:誰でも点が取れるところですね。サッカーよりも1対1の局面が多いので、個人の能力が重要視されるところはあります。あとは個人的にはサッカーよりも緊張感とかがあるので、そこがサッカーよりも楽しめる理由ですかね。
森元:ピッチが狭いので、判断の早さとかが全然違うところですかね。難しいんですけど、それが楽しいです。
石田:自分は狭いところで勝負するサッカーをしていきたのでそんなにサッカーとの違いを感じていません。

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