MF阿部夏己(徳島市立)

 第98回全国高校サッカー選手権徳島予選決勝は3年連続の同カード。徳島市立は後半36分、MF佐野博紀のクロスをMF中田舜貴が頭で合わせ決勝点を挙げるとそのまま逃げ切り1-0で徳島市立が勝利し2連覇を達成した。

 夏の全国総体では初戦から“PK職人”GK米田世波の活躍もあり、3戦連続PK勝ちで無得点無失点のまま8強入り。準々決勝では富山第一(富山)に1-3で敗れるも、全国でその存在感を示した。冬の全国をかけた戦いも勝ち切り県内3冠を達成。迎える本大会初戦の相手は前回大会4強の強豪・尚志(福島)に決定した。MF阿部夏己は抽選を終え「対戦相手を考えず、自分たちらしく戦うのが勝ちにつながると思う」と力強く語った。夏の全国大会で躍進を遂げた堅守の徳島市立が冬の全国でも躍進を狙う。

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▽第98回全国高校サッカー選手権徳島予選
第98回全国高校サッカー選手権徳島予選