関西地区からは、各府県代表の6校が三重県で行われる平成30年度全国高校サッカーインターハイ(総体)に出場し、東山(京都)が全国4強入りを果たした一方で、4校が初戦敗退となった。

 プリンスリーグ関西勢の東山(京都)が2回目となる全国総体で大躍進を遂げた。全国総体未勝利だった東山はプリンスリーグ東北勢の尚志(福島)にPK戦の末に勝利し初勝利を挙げると、プリンスリーグ中国勢の立正大淞南(島根)、2012年度覇者で全国総体無敗だった三浦学苑(神奈川)を連破し見事に4強入りを決めた。京都府勢としては82年の京都商(現・京都学園)以来36年ぶりとなる準決勝進出を決めた東山は準決勝ではプリンスリーグ関東勢の山梨学院高等学校(山梨)に先制しながらも同点に追いつかれPK戦の末に敗れ、平成最後のインハイを終えた。東山が旋風を巻き起こした一方で、3年ぶりに全国出場を決めた2017年度全国高校サッカー選手権出場校の草津東一条(奈良)、初芝橋本(和歌山)、プリンスリーグ関西所属の神戸弘陵(兵庫)は初戦で姿を消した。

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▽平成30年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
平成30年度全国高校サッカーインターハイ(総体)日程結果一覧