8月7日に三重県で開幕した真夏の祭典、平成30年度全国高校サッカーインターハイ(総体)の決勝が13日に行われ、山梨学院高等学校の優勝で幕を閉じた。6日間にわたって行われた真夏の祭典を振り返る。

強豪校が続々と早期敗退
 55校が駆け抜けた“平成最後のインハイ”は大会序盤から波乱が起きた。まずは、プリンスリーグ関東所属で2017年度全国選手権優勝校の前橋育英(群馬)、高校年代最高峰のリーグ、プレミアリーグEAST所属の青森山田(青森)、歴代最多の全国総体9度の優勝を誇る同じくプレミアリーグEASTで戦う市立船橋(千葉2)が2回戦で敗退。さらに、2014年、2015年度の全国総体覇者でプレミアリーグWEST所属の東福岡(福岡)も3回戦で姿を消した。優勝候補が早期敗退の憂き目にあう中、4強入りを果たしたのは全国総体優勝未経験の昌平(埼玉1)、桐光学園(神奈川2)、山梨学院高等学校(山梨)、東山(京都)の4校となった。

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▽平成30年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
平成30年度全国高校サッカーインターハイ(総体)日程結果一覧