12月30日、47都道府県の代表校48校が一堂に会し、第96回全国高校サッカー選手権の開会式が東京・駒沢陸上競技場で行なわれた。

 各代表校の入場行進後、小山内慎一郎(青森山田)が「時には前に立って支え、時には後ろに立って背中を押し続けてくれた監督、コーチ、家族。支えてくれた全ての方への感謝の気持ちを胸に正々堂々と最後の1分1秒まで戦うことをここに誓います」と堂々と選手宣誓を行った。

 今大会には前回大会王者で高校年代最高峰のリーグ、プレミアリーグEASTで戦うJ内定のMF郷家友太やFW中村駿太らを擁す青森山田(青森)やプレミアリーグWEST所属の東福岡、4年ぶりの日本一を狙う富山第一(富山)、2年ぶりの出場となる名門・星稜(石川)、県内5冠達成の昌平(埼玉)などが出場し、4093校の頂点を目指して来年1月8日まで熱戦を繰り広げる。