高校生の真夏の祭典、平成29年度全国高校サッカーインターハイ(総体)が7月29日に開幕を迎える。中国・四国からは高校年代最高峰のリーグ、プレミアリーグWESTで戦う米子北(鳥取)やプリンスリーグ中国所属で米子北と同様に県内10連覇を達成した立正大淞南(島根)らが全国の強豪校と熱戦を繰り広げる。

 まずは中国地方。今季からプレミアリーグWESTで戦う全国総体2年連続全国8強の米子北は県内2冠を達成し、無失点のまま10年連続で鳥取予選を制した。本大会では2回戦からの登場となり、富山第一(富山)対日章学園(宮崎)の勝者との対戦が決まっている。“山陰の雄”立正大淞南はFW安野真央の決勝ゴールにより大社を退け県内最多となる12回目の全国総体出場を決めた。悲願の全国制覇を狙う立正大淞南の初戦の相手は初出場組の名経大高蔵(愛知2位)。新人戦に続く県内2冠を達成した岡山学芸館(岡山)は初芝橋本(和歌山)と激突。2回戦で広島皆実が姿を消した広島予選を制し10年ぶりに全国総体に出場する広島観音(広島)は2回戦からの登場となり、中京大中京(愛知1位)対真岡(栃木)の勝者と戦う。

【次のページ】 四国はプリンス勢3チームと済美が出場

▽2017年高校サッカーインターハイ特設サイト
2017年高校サッカーインターハイ特設サイト