星稜の初優勝で幕を閉じた第93回全国高校サッカー選手権。高校サッカードットコムでは今大会の活躍選手をピックアップ!第3弾は【FW】編。

【FW】
■森山泰希(星稜)
 決勝戦のMVPは大舞台で躍動したこのストライカー。今大会は2トップの一角を務め攻守において献身的なプレーを継続するも準決勝までノーゴールと苦しんだ。それでも前回大会準決勝、決勝と2戦連続ゴールを挙げた実績を持つ森山はそのポテンシャルを大一番で存分に発揮。勝ち越しゴールを含む2ゴールで初優勝に大きく貢献した。

■大田賢生(星稜)
 FW森山泰希と共に強力2トップを形成した今季プリンスリーグ北信越得点王。今大会は3回戦から準決勝まで3戦連続ゴール。単独得点王獲得に期待が高まった決勝ではゴールこそ奪えなかったものの、前線での積極的な守備から先制ゴールを御膳立てするPKの獲得に加え同点ゴールをアシストと、2ゴールに絡む活躍を見せた。

■高澤優也(流通経済大柏)
 4年ぶりに全国の舞台へ帰還した千葉王者の4強入りに貢献。チームが志向するハイプレスを軸に守備からリズムを生み出すスタイルの中でポイントゲッターの役割を担うと初戦作陽戦で今大会チーム初ゴールをマーク。さらに3回戦水橋戦ではCKを頭で合わせ決勝ゴールを奪うなど大事な場面で大仕事をやってのけた。得点王、さらには優秀選手にも輝いている。

■坂本和雅(聖和学園)
 プリンスリーグ東北得点王の称号を引っ提げて今大会に臨んだ快速ストライカーは初戦から強烈なインパクトを残した。秀岳館との1回戦、前半開始早々先制ゴールをマークすると、その後さらに2ゴールを追加。得意の左足から3度ゴールネットを揺らすハットトリック達成でチームを勝利に導いた背番号9は観客を大いに沸かせた。

■田場ディエゴ(日大藤沢)
 日大藤沢の初4強に大きく貢献した背番号10。神奈川県予選ではスタメンでの出場はなく、スパーサブとしてチームに貢献してきたが、本大会では長い時間の出場機会が与えられるとFW、SHなど複数の攻撃的ポジションでプレー。1回戦徳島市立戦での今大会初ゴールをきっかけに2回戦高川学園戦、3回戦開志学園JSCでもゴールを決め3戦連発。観客を何度も沸かせたテクニシャンは同じくチームの躍進に貢献したMF中村恒貴と共に得点王に輝き、優秀選手にも選出された。

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