写真=PUMA

 4月2日、第56回デュッセルドルフ国際ユース大会で今年度の全国選手権優秀選手を中心に構成された日本高校サッカー選抜がボルシアMG(ドイツ)に2-1で逆転勝ちし、5年ぶり2回目となる優勝を果たした。

 準決勝では、ハダースフィールド・タウンFC(イングランド)と対戦。コーナーキックからの折り返しをMF田部井涼主将(前橋育英→法政大)が上手く左足でゴールに押し込み先制に成功。さらに、左サイドからのパスをスルーし、最後は FW荒木駿太(長崎総科大附→駒澤大)が左足で合わせゴールネットを揺らし追加点を挙げる。日本高校サッカー選抜はその後1点を返されるも、2-1で勝利し決勝にコマを進めた。

 決勝戦では、ドイツのボルシア・メンヒェングラートバッハと対戦。立ち上がりに先制点を許すも、すぐさま田部井涼のゴールで同点に追いつく。後半に入り、FW佐藤颯汰(日章学園→北九州)がPKを決め逆転に成功し、見事栄冠に輝いた。