イーブンになったのも束の間、11分にPA内でファールを犯してしまったSC相模原 U-18がPKを与えてしまう。これを25番鈴木洋人が沈めて再びリードする。キックオフ再開後すぐSC相模原 U-18にもチャンス。セカンドボールを拾った10番熊切航平がゴール前でフリーになるがシュートミスでチャンス逸してしまう。

 水戸工も95番渡辺裕也が左サイドでボールを持つとカットインからフィニッシュは苦労バーに当たりこちらも追加点とはならず。17分水戸工にアクシデント。DF13番笠井省吾が負傷で交代を余儀なくされる。更に今年度の高校選手権見据え、5月にチーム加入した95番渡辺裕也をベンチに下げる。

 全員守備で耐える水戸工とSC相模原 U-18が主導権を握り攻める構図になる。SC相模原 U-18がノータイムで絶好のチャンスを迎えるが物にできずここで試合終了のホイッスル。3連覇をのかかったSC相模原 U-18を水戸工が阻み初優勝を飾った。

 

(文・写真 佐々木竜太)