0対0のスコアレスで迎えた後半、開始早々試合が動き出す。前半の攻撃的な流れを後半でも継続していきたい都立日野台は49分、左CKからゴール前混戦となったところ11番博田広樹が押し込んで先制ゴール。まずは都立日野台がリードを奪う展開に。

 後半立ち上がり落ち着かない時間帯に先制ゴールが生まれたことでその後、試合が一気に動き出す。52分、武蔵は14番・白藤優がDFラインの裏のスペースに抜け出すと、GKもかわしてゴールに流し込みあっさり同点ゴール。まさに後半ワンチャンスを活かす形ですぐに試合を振り出しに戻した。

 さらに攻める武蔵は同点後、前半ほとんど見られなかった攻撃での積極性も覗えるようになる。58分、都立日野台が警戒し、ベンチからもケアの指示が出ていたバイタルエリアでパスを繋ぐと、最後は10番がミドルシュート。勝ち越しゴールとはならなかったが、足の止まった都立日野台を相手に攻め立てる武蔵。25分には14番白藤優が右サイドをドリブル突破すると角度の少ないところから狙う。クロスという選択肢もあった中で自ら狙う姿勢は「自分が点を獲るんだ」という強い気持ちの現れに感じた。

 前半攻め込んだ都立日野台に対して、後半の同点ゴール以降完全に主導権を握った武蔵。前後半で流れが一変したこの試合の決着は試合終了が迫った85分に待っていた。

 攻める武蔵は左サイドから絶妙なタイミングで抜け出した20番山田雄貴がGKと1対1の局面で華麗なループシュートを決めて待望の逆転ゴール。途中出場の選手が、ベンチの起用に応えるゴールで武蔵が2対1とリードを奪った。

 その後パワープレーに出た都立日野台であったが4分のアディショナルタイムも活かせず試合はそのまま終了。武蔵が逆転で勝ち点3を獲得。リーグ戦の連敗を4で止める結果となった。