盛岡誠桜イレブン

 69分、盛岡誠桜は盛岡大附のCKからボールを奪うと、一気にカウンターを仕掛ける。ボールを受けたケヒンデが40メートル以上を高速ドリブルで駆け上がり、FW11欠畑然(3年)へパス。欠畑がシュートを放つも惜しくも枠を捉えられなかったが、ケヒンデのスピードを生かした鋭いカウンターで盛岡大附ゴールを脅かす。

 その後も盛岡大附がボールを保持して攻撃を仕掛けるが、盛岡誠桜の守備を崩し切れない。一方の盛岡誠桜も、相手の攻撃をしのぎながらカウンターの機会をうかがう。

 迎えた79分、盛岡誠桜はカウンターから欠畑が右サイド前方のスペースへパス。走り込んだケヒンデが角度のない位置からダイレクトで強烈なシュートを放つと、意表を突かれたGKは反応できず、ボールはゴールネットに突き刺さった。盛岡誠桜が貴重な追加点を奪った。試合はそのまま2-0で終了。盛岡誠桜が盛岡大附の反撃を無失点でしのぎ、2年連続となる決勝進出を決めた。

 試合後、盛岡誠桜の秋濱克弥監督は「実際に相手の強みを抑えることができたので、試合を終えてみれば、そこはうまくいった部分だったと思います」と守備面の対応を評価した。

 決勝に向けては「学校としても2年連続で決勝に進出できたことは大きいと思います。ただ、0を1にすることができるかどうか。学校としてさらに飛躍するためには、そこが大きなポイントになります」と語った。2年連続の決勝進出を果たした盛岡誠桜。悲願の選手権初出場を懸け、11月8日にいわぎんスタジアムAで3連覇を狙う専大北上との最後の一戦に挑む。

(文・写真=古部亮)

▽第105回全国高校サッカー選手権岩手予選
第105回全国高校サッカー選手権岩手予選