日体大荏原 vs 都立三鷹中等教育学校

 後半に入ると日体大荏原が頭から攻撃的な選手を3枚投入し攻めに出る。しかし、先制点を決めたのは三鷹中等の方だった。46分、左CKからMF19戸田康尊(3年)がヘディングシュートを叩き込み均衡を破った。三鷹中等はFW9石岡大和(3年)の推進力を使いながら全体を押し上げ、守備に入らずに追加点を狙っていく。70分には左クロスに佐野が合わせヘディングシュートを狙ったが、シュートは惜しくもポストの左に外れてしまった。

 追いかける日体大荏原は後半から出場のMF7エバエロアバヨミ壮彌(3年)が違いを生み出す。52分には右からのクロスにエバエロアバヨミが頭で合わせる。これはわずかに枠を外れたが、前半には見られなかった形が見え始めた。67分にはMF3淡路大生(2年)の右CKに内田が頭で合わせたがDFにブロックされる。いよいよ時間が無くなってきたことで、焦りの色も濃くなってきた日体大荏原だったが、アディショナルタイムに入る直前に絶好機が到来する。

 79分、PAのすぐ外中央で相手のハンドがありFKを獲得。ここでキッカーを務めたのはキャプテンの髙野。「自分は縦に落とすとかができないのでGKがいない方を狙いました。自分はリーグ戦でもこのグラウンドでFKを決めていたので落ち着いて蹴れました」と壁の上ではなく、壁の脇を低い弾道で狙ったシュートが見事にゴール右端に突き刺さり、土壇場で試合を振り出しに戻した。

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▽第105回全国高校サッカー選手権東京予選
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