後半に入ると関東一がボール持つ時間が続く。53分には10番冨山大輔がPA外中央で素晴らしいターンからシュートを放つがゴール上へ外れてしまう。更に68分にはスルーパスから14番林健太が抜け出し、GKをかわすがシュートを打つ前にオフサイドの判定。

続いて迎えた31分、抜群の動き出しでDFラインの裏に抜け出したのは7番高橋快斗。GKが飛び出してきたのをよく見て技ありのループシュート。これがネットを揺らし、関東一が待望の先取点をマーク。

 一方の失点を喫した帝京も8番長倉昂哉に合わせたロングボールからセカンドボールを拾い、攻勢を掛けるが上手く次の展開に繋げられない。

 結局このままスコアは動かず1-0で関東一が勝利。互いに最後の精度の部分で苦労していた印象も残ったが、まだまだ始まったばかりの新チームが今後どんなチームに進化するのか楽しみになるゲーム展開であった。

【文=佐々木竜太】

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