帝京に押し込まれ、耐える時間が続く中、矢板中央は90分にカウンターから深い位置まで攻め込みクロスを上げると、ゴール前の浮き球をFW18古田弥祿(2年)が頭で押し込み3点目。さらに、90+3分にも、PA左角あたりから対面しているDFを目の前に、浮いてるボールを思い切り良く左足を振り抜き、綺麗な弾道でネットに突き刺した。一方、3点を追いかける展開となった帝京は90+5分、MF10森田晃がゴールネットを揺らすも万事休す。4-2の逆転勝利で矢板中央が開幕節を白星で飾った。

(文・写真=田原豊)

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