川越東は後半開始直後にゴール中央からFW9成瀬柊駕(2年)がゴール右上に突き刺し1点差に詰め寄るも、西武文理は落ち着いた試合運びを展開。こぼれ球をMF8金子慶哉(2年)が押し込み川越東を突き放すと、「チームで1番ヘディングが強い選手」と山口豊監督が太鼓判を押すDF宮澤隼汰(2年)がCKに期待通りのヘディングで見事に合わせ試合を決した。

 勝利した西武文理の山口監督は「前半は早い時間帯に点を取ったので全体的に守りに入ってしまい、逆に押し込まれてしまったので、後半は逆に攻撃にいこうと話しました。まだまだ課題の残るゲームでしたが、自信を持って選手がやってくれるようになれば、もっともっとできると思う」と期待を寄せた。

(文・写真=古部亮) 

▽令和5年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和5年度埼玉新人戦(新人選手権大会)