国士舘 vs 修徳

 後半に入ると立ち上がりから主導権を握る国士舘。7分、MF濱田がミドルシュートを狙うも、ボールはバーの上に。17分はFWワフダーンがゴール前でボールを奪うとFW21手塚令恩(3年)へパス。手塚のシュートはジャストミートしなかったものの、こぼれ球をMF10原田悠史(2年)がシュート。しかしボールは惜しくも枠を捉えられず追加点は奪えない。

 修徳は国士舘のプレスを受けながらもカウンターやセットプレーから反撃。後半29分、MF8森一真がFKを直接狙うも、国士舘GK西城にキャッチされゴールには至らない。

 国士舘はMF原田がスピードを活かし、サイドから仕掛け再三チャンスを作るものの、修徳ディフェンス陣がハードワークしゴールを許さない。一方の修徳も、DF5山本辰樹(3年)やDf23大阪竜也(2年)らを中心とした国士舘ディフェンスを崩すことができず、ゴールを奪うことができない。

 結局後半は両チームともスコアを動かすことができず、タイムアップ。国士舘が2-1で修徳を下し、準決勝進出。第97回大会以来の選手権出場に向け一歩前進した。

(文・写真=風間久志)

▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
第101回全国高校サッカー選手権東京予選