優勝した桐光学園イレブン

 後半に入ると日大藤沢は前半FWで起用していた森重陽介をCBへとポジションをチェンジし、準決勝の厚木北戦で2ゴールを奪う活躍を見せた有竹翔吾をFWに入れる。

 後半9分、桐光学園はMF宮下がゴール前までボールを運ぶものの日大藤沢GK岡本亜鶴にセーブされる。

 日大藤沢はその後、攻撃の枚数を増やし得点を奪いにかかるものの、桐光学園はゴール前でDF豊田怜央やDF平田翔之介らが体を張ったディフェンスを見せゴールを奪わせない。

 すると桐光学園は後半29分、中盤でボールを奪うとFW宮下が右サイドを突破しシュート。これを日大藤沢GK岡本が懸命にはじくも、途中出場のFW金岡樹がこぼれ球を詰めネットを揺らし2-0とする。

 2点差を追う日大藤沢は、森重を再びFWに戻しゴールを狙うものの得点を奪うことができず2-0で桐光学園が勝利。昨年の雪辱を果たすとともに、神奈川第1代表として関東大会本大会の出場権を手に入れた。

▽令和4年度関東高校サッカー大会神奈川予選
令和4年度関東高校サッカー大会神奈川予選