青森山田 vs 流通経済大柏(写真=AOMORI GOAL)

 青森山田が押し気味に試合を進めながらも、決定機を決めきることができず前半は0-0で終了。後半に入りさらに攻勢に出る青森山田は57分、MF16芝田玲のFKにDF22小泉佳絃が頭で合わせて先制。その後も青森山田は攻撃の手を緩めず、追加点こそ奪えなかったものの、1点を守り切り1-0でタイムアップ。6試合ぶりにようやく掴んだ勝利に、応援の仲間たちも一体となってグラウンドは歓喜に包まれた。

 「5連敗中ということで、この試合は絶対に勝たないといけない」と、強い思いでこの試合に臨んだという小泉。第6節・前橋育英戦での初得点に続く今季2点目、第5節から先発出場を続ける2年生センターバックが長身から繰り出すヘディングは、チームにとって大きな武器となりつつある。

 この後リーグはインターハイ予選のため、中断期間に入る。今後に向けて小泉は、「まだ自分がスタメンと決まったわけではないので。チーム内での勝負の中で、自分がやってやるぞという気持ちでもっとアピールして、スタメンでまず出られるようにしたい」と意気込みを口にした。

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