鵬翔 vs 東福岡(写真=松尾祐希)

 終わってみれば5-1の快勝。初日の2試合は身体が重く、勝利を手にしたとはいえ内容的には課題が残っていた。その中で迎えた2日目は攻守で相手を圧倒。勝利が必須となる3戦目でしっかりと勝ち切った。しかし、まだ課題はあると森重潤也監督は話し、特にチームを引っ張る選手の台頭を待ち望んでいるという。

 「選手権でもインターハイでも負けたら終わりの中で戦わないといけないので、緊張感を持ってやらないといけない。プレッシャーを乗り越えて成長をしていかないといけないと思う。堂々とプレーできる選手が出てきてほしい」

 最終日となる22日は準決勝で佐賀東と対戦する。同日午後に行われる決勝を含め、指揮官の期待に応える選手は現れるのか。5年ぶりの九州新人制覇を目指す“赤い彗星”から最終日も目が離せない。

(文・写真=松尾祐希)

▽令和2年度第42回九州高校U-17サッカー大会
令和2年度第42回九州高校U-17サッカー大会