互いの健闘を称え合う

 前半同様、後半もやはり東海大菅生が前に出ると、開始早々“狙い目”右サイドからゴールが生まれる。39分、途中出場19番が右サイドからクロスを送ると、ファーサイドに飛び込んだのは右SB5番。積極的な攻撃参加も実を結び、ようやく貴重な先制点を叩き出した。

 後半立ち上がりに失点を喫し、ゴールが必要となった駒場学園。今大会初戦となった都立足立新田戦では前線で体を張り、起点となっていたFW18番も、この日は相手の厳しいマークに手を焼き孤立気味。前半のシュート数1本という数字にも象徴されるように攻撃の形をほとんど作り出せない状況が続いた。

 それでもまだ1点差。貪欲に同点を目指す駒場学園は後半給水タイム後、2トップを含む3人の選手交代を同時に行い、攻撃が停滞する状況の打開を図る。途中出場の選手たちに大きな期待が寄せられた。

 そんな駒場学園に対して1点リードの東海大菅生はさらに攻撃のアクセルを踏み込む。迎えた60分、左サイドからのクロスをゴール前で19番が合わせる。このシュートはGKの好セーブに防がれるが、そのこぼれ球に反応した18番が決めて2点目を奪取。

 未だ攻撃を繰り出せない駒場学園を尻目に、さらに攻め続ける東海大菅生は66分にも追加点。右サイドからのクロス、ファーサイドで折り返したところをゴール前で10番が流し込み、冷静にゴールネットを揺らした。

 先制、中押し、そしてダメ押しと効果的に加点し試合を決めた東海大菅生駒場学園を3対0で退けて2次予選進出を決めたチームが目指すは過去3年悔しさを味わったあの西が丘。リベンジに燃える東海大菅生の今後の戦いから目が離せない。