前半8分、都立国分寺は左サイド8番脇のクロスに21番渡邉がニアサイドで合わせゴールし先制する。同12分、都立国分寺は21番渡邉が強烈なフリーキックを蹴ると、GKが弾いた溢れ球を8番脇が押し込み追加点を奪取。一方、前半はなかなかチャンスを作れない都立羽村は、11番伊藤のボレーなどでゴールを狙うが、得点に繋げる事が出来ない。このまま前半が終了する。

　後半も都立国分寺ペースで試合が進む。後半3分、国分寺7番村木が左サイドから9番鈴木とのパス交換で中に侵入し、強烈なミドルシュートを放つとこれが見事に決まり3-0。都立羽村は「まだまだ行こう」と選手同士で声をかけあい、10番鈴木や13番金田が前からプレッシャーをかけ、また4番島田のロングスローによりゴールを目指す。そして、キャプテン3番早川はプレーで周りを鼓舞する。しかし、同8分、攻撃の手を緩めない都立国分寺が左サイド8番脇のクロスに9番鈴木がヘディングで合わせ追加点を挙げると、その後も10番小林、21番渡邉、12番田中隼太郎、16番宮川昌輝らがゴールを挙げ、初戦を突破した。

(文・写真=石津大輝)